ネタに盛る

「GOTO旅行社」は、当初『西新道亭』での三題噺からできて、その後手直ししているうちに今回、居酒屋の夫婦二人が閉店後一杯呑むシーンを加えた。
ちょっとしたアテ(つまみ)で好きなものをネタに入れた。
「黒豆の枝豆」丹波の黒豆の枝豆は、ビールとの相性バッチリ。
「チャンバラ貝」高知に行った時、居酒屋で食べたチャンバラ貝(巻き貝)の味は、忘れられない。
小さな貝で身を出すのが邪魔くさいが…何個も何個も食べてしまう。
「だし巻き卵」どこの卵でも良かったが、せっかく八頭町の観光大使をしてるので天美卵を使っただし巻き卵という事にした。
古典落語と違い、仕草をしっかり見せる機会が少ない創作落語。
しかし、うちの師匠は「しっかりとした仕草で創作落語でも技を見せろ」とおっしゃっていた。
もう少し研究して、世間があまり知らないチャンバラ貝もイメージしてもらえるようにしたいと思っています。