日本一わかりやすい落語解説

いきなり仕草の話や小噺の話をする落語解説は、多くの落語家がやっていますが、私はまったく違う入り方をします。
いつの間にか落語の話になっていて、なおかつわかりやすい解説はなかなかないと思います。
落語解説でお囃子の紹介をするのが定番ですが、私は初心者にはめんどくさいと感じると思うので初心者向けでは一切致しません。
私は、これまでに全国200以上の小中学校で口演して来ました。
今回の『桂三風の早起き寄席』のおもしろ落語解説はその一旦です。
おそらく初心者向けでは日本で一番わかりやすいと思っております。

そして、今回の『桂三風の早起き寄席』のもう一つの目玉は「テレショップパニック」(夢グループバージョン)でした。
20年前に客席参加型落語の第1作目で作ったこの噺。
最初は、日本直販のCMの方が家に商品を売りに来るパターンから始まって、ジャパネットたかたの社長になり、今回夢グループバージョン。
新作と言えど時代と共に変化して、その時代時代の話題でお客様に楽しんでもらっています。
そう、落語はそのスタイルこそ伝統芸ですが、大衆を楽しませて続いている大衆話芸だと思ってます。
今回は、そんなことを意識して公演しました。
ご来場くださいましたお客様。
暑い中ありがとうございました。