厄払い

伊丹から飛行機に乗って、伊丹で預けた荷物を引き取りました。

8月8日の伊丹空港は、帰省シーズンとも重なってごった返してましたが、私と若手の月亭希遊くん、三味線の勝正子さんの3人は、宮崎市内のお寺のお盆の法要落語会のために16:40伊丹発宮崎行きの飛行機に乗り込みました。
ところが、飛び立つ直前に宮崎で地震の知らせ。
長い間機内で待ちましたが、結局宮崎空港が閉鎖された為、欠航となりました。
この宮崎のお寺さん。
昨年のお盆から「地獄八景亡者の戯れ」を演って欲しいと頼まれていました。
ところが、昨年は台風接近で直前に中止。
そこで、今年の3月のお彼岸に「地獄八景亡者の戯れ(前)」をさせていただき、後半はお盆で公演する事になっていました。
まさか地震が来るとは…
お寺の被害はほとんどなかったようですが、こちらから宮崎に入る飛行機がなく。
翌日の便にも空席がなく、今回もやむを得ず中止にさせていただきました。
今回の「地獄八景亡者の戯れ(後)」は、内容を前編同様の現代風に書き換え、よりわかりやすく親しみやすく手直ししていたので演りたかったです。
来年の8月9日に再び呼んでいただく事になりました。
今回ですっかり厄払いできました。
次回は、五代目桂慶枝として参上致します。
どうぞお楽しみに。